W.APCの使用方法と手技のポイント...その2

2.APCアプリケータ(プローブ)使用時の注意

1)

APCアプリケータの構造を理解する。
APCアプリケータを内視鏡の鉗子口に挿入する前に内視鏡の外で、アルゴンプラズマの発生をテスト用の対極板や専用テスターを用いて確認しておく(図4)

2)

APCアプリケータを内視鏡に挿入する前に、アプリケータの先端に粘液などの付着があればそれを除去する。
次にプローブの挿入中に粘液の付着を防止するために、プローブを挿入する鉗子口内を水と空気を通してクリーンにしておく。

3)

APCプローブの先端はプローブにマークしてある黒い輪が内視鏡の視野に現れるまで出す(図5)
APCの操作は常に視野の中で行うように心がける。